予防歯科 - 池袋の歯科 ぬかりや歯科デンタルケアスペース 。正確な口腔内診断とケア、除菌治療

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予防歯科 - 池袋の歯科 ぬかりや歯科デンタルケアスペース 。正確な口腔内診断とケア、除菌治療

予防歯科・メインテナンス

Preventive dentistry

予防歯科

予防歯科概要

予防歯科

歯科の予防と聞くと、多くの人は単純にブラッシングの事を思い浮かべ、歯ブラシの方法や効率の向上、更には定期的な歯石除去などによる、一連の口腔ケアメインテナンスを思い浮かべる事でしょう。
それは、歯垢や歯石を歯に付着した「沈着物」、いわゆる「単純な汚れ」と捉えているからだと思います。

しかし、歯垢は磨き残しの食べかすではなく、「口腔細菌の集合体であり、代謝活性を伴うれっきとした感染源」です。
全身の健康に必ず影響を及ぼします。
当院では、予防歯科の概念を歯科だけに特化したものではなく、全身の「未病の発症を防ぐ」健康予防としてとらえて、日々推し進めております。

当院の予防方法について

1:問診

歯科や医科の既往歴、現病歴を問診します。
歯や歯肉、その他、舌などの口腔内軟組織の健康状態や悩みを問診します。
鼻や頬の状態、顔貌や顎の状態、姿勢を含めた体型の変化などを問診します。

2:口腔内診査

目視だけでは十分に情報を得る事が出来ない為に、口腔内カメラ撮影により観察し口腔内の映像を記録します。
口腔内カメラでも判定が難しい、茶褐色を呈する歯の溝の判定には、光学式う蝕検出装置ダイアグノデントペンを使用して、虫歯の有無を確認します。
歯の状態や顎の状態をレントゲン的に解析する必要がある場合は、デジタルレントゲン撮影を行い診査します。
更に、広範囲の顔貌領域や局所のより精密な情報解析を必要とする場合はCT撮影を行い診査します。 

口腔内カメラ ダイアグノデントペン

レントゲン

 歯周ポケット(歯と歯肉の境界溝)の検査により、ポケットの深さと出血の有無を測定します。
口腔内より唾液を採取して、位相差顕微鏡にて診査を行い、採取時点における浮遊細菌を同定して、処置や指導の必要性を認める場合は実践を検討します。

虫歯リスク、歯周病リスク、健康リスクを厳密に調べる場合や特定細菌の鑑別を行う必要がある時には、BML社の臨床検査、唾液によるPCR検査により判定をします。

3:プロフェッショナル口腔ケア

  • ブラッシングの指導(歯間ブラシ、デンタルフロス、歯磨剤、洗口剤の使用方法など)を指導します。
  • PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・ティース・クリーニング)によるフルマウスディスインフェクションを行います。
  • 一回で(一日で)上下の歯に付着した色素・歯垢・歯石を、エアースケーラーや超音波スケーラーにて機械的に除去して、歯面研磨も行い、更に歯肉の洗浄を行います。 スケーラー

除菌治療

除菌治療の対象となる人

  • 診査により歯科治療の既往歴も無く、現状でも歯科疾患の発症が全く無い人でも、位相差顕微鏡診査や唾液検査などの結果判定により、常在菌の正常細菌叢の乱れが認められ、現段階では虫歯や歯周病は発症していない無症状キャリアの可能性がある人。
    (同居人に歯科疾患を発症している人などを含む)
  • 口腔内診査にて、現状では治療を必要としないが、再治療を繰り返してきた既往歴のある人。
  • 現症の治療が終わり、正常細菌叢の回復や維持をしていく必要がある人。
  • 歯原性の菌血症から、全身疾患の発症や悪化を招く心配のある人。
  • 喫煙や、過剰なるストレス因子などにより、感染症の重症化リスクが高い人。

除菌治療の必要性

虫歯及び歯周病は細菌感染が原因で発症・進行する感染症である為、感染源の除去をきちんと行う事が、その後の治療を成功に導く鍵となります。
では、なぜ虫歯菌が他の歯へ侵食するか?
それは、原因菌に対する対処が行われていないからであり、極端に言えば原因となる菌を放置しておいて治療を続けているからです。

除菌を取り入れていくと、虫歯や歯周病の原因である、細菌の除去をしていくため、虫歯や歯周病の治療に対して効率を上げる事が出来ます。

口腔内の除菌は、悪い菌だけを選択して除菌する事は出来ません。良い菌も悪い菌も全てに対して除菌を行いますが、良い菌は生涯増殖をする事が出来るので、除菌を行う事は小学生の頃の良い菌だけを多く持っていた頃にリセットする事になります。

但し除菌は、唾液を採取して位相差顕微鏡で調べて、除菌が必要か否かの判定が必須です。歯周病菌や虫歯菌が多く存在する人だけに行う必要があります。唾液を調べて良い状態の人に除菌行為をすれば、今までの良い環境を壊しかねない事になってしまいます。

除菌治療の方法

ER:YAGレーザー(エリビウム・ヤグ・レーザー)及びハンディジェットパウダーPMTCによる除菌

YAGレーザー

エリビウム・ヤグ・レーザーは、水への吸収性が、炭酸ガスレーザーの10倍以上あり、組織浸透性が低い為、最初にレーザー照射された細菌表面では、熱作用により細胞膜内の水や有機成分の気化蒸散により不活性化が起こります。

続けて行う、ハンディジェットパウダーPMTCは分子量がアミノ酸で最小のグリシンパウダーを高速で吹き付け、歯や歯肉を傷つける事なくバイオフィルムを短時間で徹底的に、浮遊細菌もろとも吹き飛ばし、直ちに歯面をクリーンにして除菌を完了し、正常細菌叢の回復を行う事が出来ます。

POIC除菌水治療

POIC除菌水治療

POICタンパク分解型除菌水は、エピオスプラズマPOIC除菌水専用製造装置により、蒸留水と高純度の塩を電気分解して生成される濃度500ppmの次亜塩素酸水です。この水の特徴は、タンパク質分解洗浄をしながら除菌を同時に行う事が出来る点です。
生成される除菌水の成分は、タンパク質分解の主役である次亜塩素イオンはPH8.5のアルカリ性で480ppmの濃度に、除菌の主役である次亜塩素酸は20ppmの濃度で生成され、食品添加物の規定上限80ppmの濃度より低く、安心して外用にて使用が出来る状態で生成されます。
除菌水を口に含みうがいをする事で、高濃度の次亜塩素イオンがタンパク質を分解する事により消費されて濃度が0になり、更にPHが中性に下がると同時に次亜塩素酸が20ppmの濃度から80ppmの濃度に急上昇して除菌効果を発揮します。
理想の消毒滅菌工程である、アルカリ洗浄後に酸性消毒液を用いて滅菌するという工程を同時に出来る、画期的なタンパク質分解型除菌水です。

次亜塩素酸は人体に元来備わっている除菌成分です。体内で白血球が細菌を滅する過程で作用されており、安全性が非常に高くアレルギー反応も大概は心配がありません。そのため、院内での監視下での使用の他に、毎日のホームケアとして自宅にて自身で管理使用してもらう事で、口腔内の正常細菌叢の維持に効果があると考えられております。

但しあくまでも治療の一環として、効果の確認と処方の必要性を見極める為に、院内にての販売の取り扱いとさせて頂いております。

3DS(Dental.Drug.Delivery.System)による除菌

3DS

ドラッグリテーナーと呼ばれる、特殊機関で製作された、薬剤の漏れる心配が無い、上下の歯の歯列に合致するトレーを使用します。
トレー内に口腔内の細菌に対して、反応の高い除菌剤や抗菌剤を填入して装着して除菌を行い、確実に理想的な正常細菌叢を短期間に回復する事が出来る高度な除菌方法です。

虫歯や歯周病の歯科疾患感染症の徹底した予防や排除だけでなく、歯原性菌血症が原因で、重篤な症状の悪化に繋がる全身疾患に対してリスクを低減する事が出来る除菌方法です。

特に3DSを行った方が良い方は、

  • 虫歯リスクも、歯周病リスクも高く歯科治療で苦労している(きた)方
  • 矯正やインプラント治療を今後予定している方
  • 全身の健康に万全を尽くしたい方
  • 妊娠予定や授乳中でお子様の虫歯が心配の方
  • ペースメーカーや人工心臓弁やステントなど体内に人工物がある方
  • 糖尿病や高血圧など生活習慣病のリスクが上がってきた方
  • 膝関節の手術など医科での手術を予定している方

完全にオーダーメイドの治療で、有効実績を得られた数種類の治療プログラムを用意しており、個人の薬剤感受性を考慮し、更に院内治療と家庭内での施術比などもふまえて最良の方法を提供しております。

プロバイオティックス治療

プロバイオティックス治療

先進のバイオテクノロジーの研究によって解明されている優れた善玉菌(プロバイオティックス)を摂取する事により、体内の微生物のバランスを整えて、健康を維持します。

使用するプロデンティスは母乳由来の天然プロバイオティックス「L.ロイテリ菌」を生菌のままに製品にしたものです。性別世代に関係なく、赤ちゃんや妊娠中の方、どなたでも安心で安全に「バクテリアセラピー」をスタートする事が出来ます。

  • 効果
  • 口腔内正常細菌叢の維持により虫歯や歯周病の抑制
  • 口臭の改善
  • 胃におけるピロリ菌を減少させる
  • 便通改善
  • アトピー性皮膚炎の改善
栄養指導

栄養指導

口腔内の正常細菌叢の維持には、全身の健康状態免疫力の向上維持が重要な要素になります。
常勤の栄養士による食育指導を行っております。

虫歯は、栄養学的には炭水化物・タンパク質・脂質の三大栄養素のなかで、炭水化物過剰により発症します。

歯周病は栄養学的には三大栄養素の他にビタミン・ミネラルを加えた五大栄養素のバランスの偏りにより発症します。(タンパク質不足、不飽和脂肪酸不足、ビタミン不足、ミネラル不足)

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